梅雨の有馬でおこもり情緒旅
2023年5月16日
宿泊プラン
雨霞に包まれ、幻想的な景色が広がる六甲の山々。
六甲ブルーに色づく紫陽花に有馬川を舞うホタル。
風情溢れる梅雨の有馬を館内でゆっくりと過ごしながら愉しむ。
この時期にしか味わえない情緒旅に出かけませんか。
展望大浴苑「雲海」とプライベートスパ(朱音限定)にて、浴場内に紫陽花を飾ります。六甲ブルーとも呼ばれる六甲山特有のヒメアジサイをはじめ、色とりどりの紫陽花と、雨露に輝く六甲の自然に包まれながら、温泉でのひとときをお愉しみください。 ※写真はイメージです
年に一度の梅雨を愉しむ
天気予報を見ると、ずっと先まで雨マーク。この時期は旅行日が雨でがっかりすることも少なくありません。その点、一日では愉しみ尽くせないほど館内施設が充実する有馬グランドホテルは、この時期の旅に最適な宿であるとも言えます。雨空さえも愉しんでいただきたい。当館では、そんな想いから梅雨時限定企画として温泉を紫陽花で飾り、皆さまをお待ちしております。梅雨時期を彩る紫陽花が最も美しいのは、雨露に濡れて輝く姿。展望大浴苑「雲海」からは雨の日こそ映える鮮やかな花々と、雨霞に包まれた山々のコントラストをご堪能ください。また、プライベートスパでも紫陽花をお愉しみいただけます。
温泉でこの時期にしか味わえない風情をご堪能いただいた後は、そのお気持ちを川柳にしてみてはいかがでしょうか。当館では六月のあいだ、梅雨の俳句・川柳コンテストを実施。入賞者には、豪華な賞品もご用意しております。「嘆きつつわが泣く涙有馬山 雲居たなびき雨に降りきや」(万葉集・大伴坂上郎女)。古の歌人たちも心を動かされた雨の有馬が、あなたの感性を拓きます。
また、晴れた日には六月初旬〜中旬頃に開催予定(要予約)のホタルツアーがオススメ。有馬川に舞うホタルの幻想的な光景をお愉しみいただけます。一時は絶滅の危機にさらされていた有馬川のホタルですが、20年以上にわたる地道な保護活動が奏功。今では阪神間有数のホタルスポットとして知られ、この時期になるとホタルウォークラリーや鑑賞ツアーで賑わいます。
紫陽花に、川柳に、ホタルツアー。愉しい企画が目白押しの当館で、梅雨のひとときをかけがえのない思い出にしませんか。
梅雨の俳句・川柳コンテスト コンテスト概要
[募集期間] 6月1日(木)〜 6月31日(金)
[賞品](俳句・川柳部門とも)
・ 有馬グランドホテル賞 1点 有馬グランドホテルペア券
・ 一期一会賞 1点 有馬グランド商品券(3万円相当)
・ 入選 3点 有馬グランド商品券(1万円相当)
[応募方法] 所定の応募用紙に作品と必要事項をご記入いただき、フロントに提出いただくか、締め切り日までに郵送で送付ください。
[応募先] 〒651-1401 神戸市北区有馬町1304-1 有馬グランドホテル内 俳句・川柳コンテスト係
[発表] 入賞者にはメール又は文書にてご連絡いたします。
[作品展示] 入選作品は7月中旬よりHP、Instagram、Facebook、館内にて展示いたします。
[応募上の注意] ※応募点数は何点でも可。ただし未発表作品に限ります。※応募作品は返却いたしません。※応募作品及び著作権は有馬グランドホテルに帰属します。
[催行日] 6月8日(木)、12日(月)~15日(木)
[参加費] 無料
[所要時間] 約30分
[時間] 午後8時半〜、午後9時〜(1日2回)
[定員] 各回25名
本年は終了しました
※ツアーの参加受付はツアー催行日のご宿泊当日フロントにて先着順に承ります。雨天時は中止となります。 ※ホタルの発生状況についてはインターネットにて「西宮山口町 ホタル」で検索を。 ※ご参加の際は靴を履いてお越しください。 ※写真はイメージです。 ホタルは天候によって発生数が大幅に変わりますので、予めご理解の程お願い申し上げます。
有馬が誇る金泉と銀泉をお愉しみいただける展望大浴苑「雲海」。梅雨の時期には、紫陽花が露天を彩ります。可憐な花々と六甲の大自然が織りなす絶景に包まれながら、温泉でのひとときをご堪能ください。
※写真はイメージです。
地元兵庫の郷土料理でもある焼き穴子を、当館ではお鍋にしてご提供。
カスタム会席や中央館の旬菜会席(柳川風)でお召し上がりいただけます。
臭みの少ない播磨灘の穴子
この時期に旬を迎える食材の代表格が穴子です。中でも最も美味しいとされる六月に獲れる穴子は梅雨穴子とも言われ、さっぱりとした味わいが特徴です。全国各地で獲れる穴子ですが、漁場として特に有名な瀬戸内海と東京湾で水揚げされたものでは味にも違いがあるそうです。今回はジオ・アクティビストの巽先生に、地質学の観点からその違いについて伺いました。「穴子は泥質の海底を住処にしています。東京湾の穴子は内湾性(還元性:貧酸素)泥底に生息するため、特有の香りがあり、煮穴子にしていただくのが主流です。一方、瀬戸内海は潮流の速い瀬戸と遅い灘の繰り返しによる高速潮流により、播磨灘の海底は砂泥質になります。東京湾とは海底の質が異なることで、西の穴子は臭みが少なく、焼き穴子にしていただくのもそのためです」。
当館においても、さまざまな穴子料理をご用意しております。その中でも、特にオススメしたいのが瀬戸内海産の特性を活かした焼き穴子鍋。当館自慢のお出汁に焼き穴子の旨味と芳ばしい香りが染み渡る絶品です。この時期、この場所でしかいただくことのできない焼き穴子鍋で精をつけ、夏を迎えませんか。
神戸市の市花でもある紫陽花。六甲山に咲くヒメアジサイは「六甲ブルー」と称されるなど、他にない鮮やかな青色が特徴です。六甲ブルーに色づく地質学的な背景を、巽先生に伺いました。「紫陽花は土壌中にアルミニウムイオンが存在すると青色になります。六甲山を造る花崗岩の主成分はアルミニウムを含む長石であり、それが風化変質する過程でアルミニウムイオンが溶出。これが紫陽花の色のベースとなるアントシアニンと反応し、鮮やかな青に色づきます」。一億年前のマグマ活動によって形成された六甲山の花崗岩。地球の営みが育んだ神秘の六甲ブルーをぜひお愉しみください。
神戸市立森林植物園では、六甲ブルーに色づくヒメアジサイをはじめ25種350品種・約5万株のアジサイの仲間を鑑賞できます。
[所在地] 〒651-1102 兵庫県神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
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