梅雨の情緒美を愛でる旅
2024年5月27日
宿泊プラン
紫陽花風呂とホタルツアーを満喫
群れ飛ぶ蛍がほのかに照らす有馬川の川面。この時期だけの幻想的な景色を愛でに梅雨の有馬へ出かけませんか。
六甲ブルーが美しい神戸市民の花・紫陽花
六甲山系に広く自生する紫陽花は6月初旬から7月初旬の梅雨時期に見ごろを迎えます。「神戸市民の花」にも選ばれるなど市民から最も人気のある紫陽花を、みなさまにもお愉しみいただきたい。そんな想いのもと、当館では昨年より新たな試みとして期間限定で紫陽花風呂をはじめました。2年目となる今年は、昨年もお愉しみいただいたお客様にも、より一層の感動をお届けできるようアップグレード。雨霧に霞む六甲の山々と有馬の街並みを一望できる展望大浴苑「雲海」におきましては、六甲山に自生する品種を中心にさまざまな紫陽花が露天を飾ります。中でも特に見物なのは1928(昭和3)年に牧野富太郎博士によって発見された「ヒメアジサイ」です。花びらが澄んだ空のように青く、優美な姿をしていることからヒメアジサイと命名されました。主に花崗岩で形成される六甲山は、土壌の酸性度および湿度が高く、加えて昼夜の気温差も高いことから、「六甲ブルー」と称されるように青色がきれいに出ると言われています。鮮やかな六甲ブルーが映える雲海とは対照的にプライベートスパではピンクに色づく紫陽花が、特別なひとときを華やかに彩ります。
また、毎年ご好評いただいているホタルツアーも開催(要予約)いたします。今年は例年よりも長い期間にわたってお愉しみいただけるように複数のスポットを選別。六月上旬は有馬川・松栄橋周辺、上旬から中旬は有馬川・上山口大橋周辺、中旬から下旬にかけては船坂川・船坂周辺でホタルツアーを行う計画です。阪神間有数のホタルスポットとして知られ、この時期になるとたくさんの人でにぎわう有馬。紫陽花にホタル、梅雨時の風物詩が揃う唯一無二の地で幻想的な景色をどうぞご堪能ください。
有馬が誇る金泉と銀泉をお愉しみいただける展望大浴苑「雲海」では、六甲ブルーと称される美しい青色が特徴のヒメアジサイやガクアジサイに包まれながら、温泉でのひとときをご堪能いただけます。
[開催期間] 6/6(木)〜6/30(日)
プライベートスパではピンクの紫陽花をベースに空間を演出。昨年とは異なる品種を用いており、また違った趣を堪能いただけます。
プライベートスパ(朱音)
■ ご利用時間:7:00〜22:10
■ 定員:5名様
50分 3,500円(最終受付 21:20)
70分 4,850円(最終受付 21:00)
※ご予約制(お電話又は当日チェックインの際にお申し付けください。)※日帰りのお客様はご利用いただけません。
※紫陽花風呂、ホタルツアーの写真はすべてイメージです。実際とは異なる場合があります。
[開催期間]6月初旬〜中旬(交通事情により金~日除く)、ホタルの発生に合わせて催行。
■ 参加費:無料
■ 所要時間:約30分
■ 時間:午後8時半〜、午後9時〜(1日2回)
■ 定員:各回25名
※ツアーの参加受付はツアー催行日のご宿泊当日フロントにて先着順に承ります。雨天時は中止となります。
※ホタルの発生状況についてはインターネットにて「西宮山口町 ホタル」で検索を。
※ご参加の際は靴を履いてお越しください。ホタルは天候によって発生数が大幅に変わりますので、予めご理解の程お願い申し上げます。
テクニックが必要なホタルの撮影。
スマホのナイトモード(長時間露光撮影)なら誰でも簡単に幻想的な写真を撮ることができます。
清流に住むと言われる蛍ですが、水質に澱みのない山の奥地にはほとんど生息していません。程よくきれいな水域の方が餌も多く、人里近くに多く生息しているのが蛍の特徴です。実際、有馬川も特別きれいなわけではありませんが、餌となるカワニナが豊富に生息。有馬川の水には有馬温泉由来の塩分が微量に含まれているためカワニナの天敵となるヒルが少なく、蛍の生育に適した環境になっているのではないかという説もあります。有馬川周辺で見られるのはゲンジボタルとヘイケボタルの二種類です。世界には2700種いると言われますが、幼虫時代を水中で過ごす蛍はゲンジ・ヘイケを含め10種程度。世界的に貴重な蛍ですので、どうぞ大切にご鑑賞ください。
※紫陽花風呂、ホタルツアーの写真はすべてイメージです。実際とは異なる場合があります。
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